愛とはなにか。愛の実力とは何か。

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愛とはなにか。愛の実力とは何か。

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芳村思風一語一会 vol.3841
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愛とはなにか。
愛の実力とは何か。

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最近では大企業の経営者の方も
「経営には、愛が必要だ」と話される方が多くなった反面、
「そんな甘いことを言っていたら経営はできない」と話される方もいます。

愛は、今まで文学の対象でしかありませんでした。
感性論哲学では、愛を情緒や感情ではなく、人間の能力と考えます。
感性論哲学では「愛」を学問の対象として考え、学問的に体系化しました。

時代の課題である世界平和をつくり、不完全な人間が幸せに生きていくために、
いちばん大切な力が愛の実力なのです。

能力だから、愛を実力として成長させることが必要なのです。
では、どうすれば、愛の実力を伸ばすことができるのでしょうか。

人間の悩みのほとんどは人間関係の問題です。

愛は、人間と人間を結びつける力です。
愛は、人間関係の力です。

時代は、画一性の時代から個性の時代へと移行しています。
しかし今でも多くの人が、
同じ考え方や同じ価値観の人間としか一緒に仕事をすることができない、
一緒に生活することができないと考えています。
 

だから社員教育においては、今でも価値観を統一するため研修を実施しています。
夫婦においては、ちょっとした考え方や価値観の違いを
性格の不一致という理由にして離婚しています。
 
本来人間を幸せにするための宗教の違いで、
憎しみ合い対立して、戦争をして殺し合っています。
 
問題のない人生を望むことが、反対に人間に不幸をもたらしています。
個性の時代というのは、お互いに違いを認め合い、考え方の異なる者が、
互いに協力しあって生きていく時代です。

考え方の違いや価値観の違い、宗教の違いによる対立や問題を乗り越えるために、
必要なものは何か。それが理屈を超えた愛の力です。

理性は、矛盾を排除し、画一性を追究します。
理性で考えると、自分と違う考え方は、間違いだとして、
説得して自分と同じ正しい考え方に変えさせようとします。

個性の時代になると、民主主義は時代にあわないところが出てきます。
民主主義は、異なる考えを許しながらも、その相手を敵と考えて
対立し、競争し、勝つことで成長する社会です。

与党と野党、保守と革新、検事と弁護士など対立関係をつくり、互いに競うことで成長してきたのです。
現在では、正しさを主張しあい、対立と競争による勝ち負けに人間は苦しんでいます。
だから問題を解決する能力として理性能力ではなく

「愛の実力」を成長させていかなければいけないのです。
愛を理性能力に勝る問題解決能力をもった実力に育てる努力が必要なのです。

 
個性の時代は、異なる考え方をもった人間が、
相手を否定しあって争うのではなく、
お互いに違いを受け入れ、協力しあって助けあって生きていく時代です。

個性の時代を生きる原理が「愛」の原理なのです。

愛は、理屈を超えた力だから異なる考え方をもった人間が、
否定しあうことなく共に生きていくための力となるのです。

人類の未来は、今後どれだけ愛の実力を磨いていけるかどうかにかかっています。
人間を愛するとは、不完全な存在を愛することです。
 
人間への愛は理屈を超えた努力が必要なのです。
愛は人間的な努力によって作っていく文化なのです。

「風の思い」より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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参加費:2,000円

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18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円

※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所

 


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