人間の格とは何か
芳村思風一語一会 vol.3842
☆☆☆☆☆
人間の格
☆☆☆☆☆
人間の格とは何か。
人格は、理性ではありません。
頭の良い人間が、人格者とは限らないからです。
「人間の格」には、「性格」と「人格」の2つの「格」があります。
人間性は、この2つの格が、絡み合ってできています。
「性格」は生まれつきのもので、変える必要はありません。
性格は、変わりません。
相手によって、いい性格と言われたり、いやな性格と感じられたり、相対的なものです。
不自然に変えようとするとストレスになり、精神的な病気などの原因にもなってしまいます。
性格には、長所と短所があり「長所を伸ばせば、短所は味に変わる」、
「不完全な人間なのだから、短所があるのは当たり前。短所があるのは人間の証拠」。
短所があることを自覚し、できるだけ出てこないように努力することが大切です。
どんな性格でも能力と人格を磨くことで、個性として魅力を持ち始めます。
「人格」には、3つの視点があります。
「人格の高さ」
「人格の深さ」
「人格の大きさ」
です。
人格は、赤ちゃんや子どもには備わっていません。
「この赤ちゃんは、人格が高い」とか「深いですね」とは言いません。
生まれた後に、努力して育てていくもの、磨き上げていくものです。
「人格の高さ」は、知識や技術や教養の量があると同時に謙虚さが必要です。
プロとしての自信や志があることも、人格の高さを作るポイントです。
どんなに素晴しい技術を持っていても傲慢な人には、人格の高さは感じることがありません。
「人格の深さ」は、考え方や内面的なもので、量ではなく質的なもので、意味や価値を感じる厚みです。
乗り越えてきた問題や苦労や悩みが深さを作ります。
「人格の大きさ」は、器・度量・包容力という言葉で考えます。
器の大きな人とはどんな人か、度量の大きな人とは、包容力の大きさとはなにか。
人格は、どのようにして育て、鍛え、磨けばいいのでしょうか。
「自らに問い、対立を乗り越えていく」
「問題を乗り越えていく」こと。
明日からは、高さ・深さ・大きさについてもう少し詳しくお話しします。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※「風の思い」1,000円 +税 +送料
※「思風語録」(完売しました)
●芳村思風先生の勉強会
・12月18日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円
Source: New feed
最新情報をお届けします
Twitter でiwillbecorpをフォローしよう!
Follow @iwillbecorp