君の志は何ですか
芳村思風一語一会 vol.4075
少し前のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の中の話。
吉田松陰が松下村塾の塾生に問いかけます。
「君の志は何ですか?」
最近、利他の精神が大切だという話が良く出てくる
自分のためではなく、誰かのためにというとき
思わぬ力が出ます。
職業も、他人に役に立ち、他人を幸せにすることで、
自分も幸せになる手段です。
しかし、利他だけでは、動くことはできないこともあります。
自分が幸せではないのに、他人を幸せにすることはできない
これからの時代は、
「誰かのために」という利他の精神に合わせて
「誰かと共に」という統合の精神、
パートナーシップが大切な時代になる
「夢」とは、なにか。 「志」とは、なにか。
「使命」とは何か
☆☆☆☆☆
使命の見つけ方
☆☆☆☆☆
「したいことがわからない」「夢や理想が持てない」という人が多いようです。
したいことがなければ、他人に与えられたことをするしかありません。
人生に夢や理想がなければ、ただ流されるだけの人生になってしまいます。
自分でもどうなってしまうか解らないという自分を見失った人生です。
したいことがなければ命は燃えません。楽しい人生が送れません。
学校は知識を教えるだけで、生き方の基本姿勢は教えません。
感性論哲学では、命を燃やして価値ある人生を生きるための
志や使命のつかみ方の6つの基本原理があります。
第1.降りかかる苦難の中に使命あり
問題がその時代に生きている人間に仕事を与える。
問題が社会を発展させる。人間は歴史をつくるために生まれてくる
第2.時流に乗って生きる ・時流をつくる
時流に逆らえば、いかなる努力も水泡に帰する。
時流を的確につかむためには、哲学的歴史観に基づく先見力を養わなければならない。
さらに時流独創という時代の流れを自分が作るという意気込みが必要である。
第3.命から湧き上がる欲求を原理とした生き方をする
欲求の実現こそ命が喜ぶ生き方であり理想である。
理性で作った理想や目標は、命を苦しめる。
志をつくるためには、理性を手段能力にして自分の命の中に
・どんな人間に成りたいのか
・どんな仕事がしたいのか
・将来どんな生活がしたいのか
を自らに問う
第4.天分のツボにはまる生き方をする
天分は、生まれながら誰にでも与えられているもので、天分を知る5つの方法がある。
第5.現実への異和感に人生を賭ける
「このところがもう少し便利にならないか」「なにかおかしい」という異和感は、
君こそまさにそこを改善するためにこの時代に生まれてきた、
そこにあなたの使命があると教えてくれている。
第6.出会いの中に使命あり
人や本、出来事との出会いが使命や仕事を与えてくれる。
「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より
@1,000円 + 税 100円
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
●芳村思風先生の勉強会
勉強会や講演会、詳しくは、主催者までご確認ください
・8月 5日(水)大阪思風塾
18:30~20:30 ZOOM開催
参加費:5,000円
テーマ:愛の実力
※どなたでも参加いただけます
1回だけの参加もOK
●講演録 が完成しました
「人間関係10の原則」
~愛の実力を育てる~
A5版 82ページ
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※お問い合わせは
思風庵哲学研究所
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