矛盾を生きる力、不完全を生きる力
芳村思風一語一会 vol.3534
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母なる宇宙によって創られた人間という命を生きる基本原理は
「矛盾を生きる力」と
「不完全を生きる力」
である
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「人間において矛盾を活かした生き方」とは、どのような生き方なのか。
それは長所も短所も同じ価値を持つ大切な能力として認めて、
長所も短所も活かして生きるということです。
社会を生き抜くためには、長所を磨いて、人の役に立ち、
他人から一目置かれる能力を持った人間となり、自信を持つこと。
短所があることを自覚することで、謙虚な心を忘れないことが原則です。
自信と謙虚さは、成功への人生を生きる一対の原理です。
考え方や価値観の異なる人とも共に生きることが、
矛盾を生きるための大切な実践です。
そのためには対立する考え方は、
自分の欠けたところを補うために存在するという摂理の構造を理解していることが必要です。
そして物事には、プラス面とマイナス面があることを意識すること。
どんなにいいことでも、
それによって迷惑をかけ、不利益になる人がいることに配慮する気持ちが大切です。
これを「不完全を生きる」といいます。
悪は現実社会の問題点を教え、善なる行為を引き出す現象です。
問題や悩みは、人間の潜在能力を引き出し、成長させるために出てくると理解することが、
「矛盾を生きる、矛盾を活かす」生き方なのです。
この「矛盾を生きる、不完全を生きる」力が、
愛の力であり、実力として成長させていくことが、
人間らしく生きるということなのです
人間を愛するとはどういうことか。
愛は能力であり、実力として成長させること。
愛の 空間論的本質は「矛盾を生きる力」
愛の 時間論的本質は「不完全を生きる力」
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※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所
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