理屈じゃない、心が欲しい
芳村思風一語一会 vol.5320 ☆☆☆☆☆ 理屈じゃない、心が欲しい ☆☆☆☆☆ 多くの人が「理屈じゃない、心が欲しい」と叫んでいます。 人間は誰でも生まれてから死ぬまで 「愛されたい」という気持ちを持ち続けます。 今までは「人間の本質は理性である」 と考え理屈をいう力を成長させてきた。 現代は「人間の本質は、感性だ、心だ」という時代。 人間は、理屈だけでは満足しなくなり、心を満たすものを求めている。 これまでずっと理性を成長させ、 合理性を追求し、理屈で人を説得し、 理屈で正しいことを追求してきた。 家庭では、夫婦も理屈を言って争い、 親子も理屈で対応して、心をあげていない。 夫婦も親子も理屈を超えた関係だから、理屈ではつながれない。 学校でも職場でも理屈が優先している。 だれもが自分の正しさを主張し、対立をつくっている。 「心が欲しい」とは何が欲しいのか 「心をあげる」とは何をあげるのか 命から湧いてくる自己保存の欲求と種族保存の欲求 自己保存の欲求が、人間の理性を通してでてくると「意志」にあり、 種族保存の欲求が、人間の理性を通してでてくると「愛」になる 意志とは、自己実現の力。 愛とは、人間関係の力。 人生とは、意志を実現し、愛を実現すること。 人間の人生は、意志と愛のからみ合いで成り立っている。 意志とは、やり抜く心であり、 愛とは、人間と人間を結び付ける力であり、 矛盾を生きる力。 人間には意志があるから 「認めて欲しい」 「わかって欲しい」 「ほめて欲しい」 と思っている。 人間には愛があるから 「好きになって欲しい」 「信じて欲しい」 「許して欲しい」 「待って欲しい」 という思いを持ち続けている。 誰もが「認めて欲しい」 「愛してほしい」 と叫んでいるのに、 誰も自分が思っているようには 認めてくれないし、愛してくれない。 だからすべての人間は皆んな満たされない心を抱えている。 「心が欲しい」とは、 「認めて欲しい、わかって欲しい、ほめて欲しい」 という気持ち だから「心をあげる」とは、 「愛をあげること」、「与える愛」 「認めて、わかって、ほめてあげる」こと。 「好きになって、信じて、許して、待ってあげる」 こと。 「心が欲しいという叫びに応じて心をあげる という愛の実力を磨くことで、 人間の心は、つながっていく。 頭でわかっていても、カンタンに実践できるものではない。 すべての人の求めるものは違う。 正解はない。 「人間関係10の原則」 ~愛の実力を育てる~ やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ●芳村思風先生の勉強会 ・2月19日(月)熊本思風塾 20:00~22:00 ZOOM 参加費:3,300円 ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所
Source: New feed
最新情報をお届けします
Twitter でiwillbecorpをフォローしよう!
Follow @iwillbecorp