対立を乗り越える

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対立を乗り越える

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芳村思風一語一会 vol.3369
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新しい時代の成長原理 
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今、世界平和のために為すべきことは、核なき世界や核兵器の廃絶ではありません。

人間が核を作りだしたのだから「核なき世界」は、科学の後退になります。
核兵器の廃絶は意味がない。
もし廃絶できたとしても、
その時からどこかの国が極秘に核兵器をつくるのではないかと
疑心暗鬼になり、お互いの信頼関係は崩れていきます。
今一番にめざすことは「放射能の無害化、さらには放射能の有効利用の技術開発」です。
核兵器は持っていても意味がないと思われるくらい核兵器を無力化する技術の開発です。

平成28年7月の都知事選挙では与野党相乗りや参議院選挙での野党連合など、
政党の存在そのものの意味が変化し、確実に政党のない政治へと動きはじめています。

世界のリーダーでなければならないアメリカの大統領候補が、
宗教の違い・民族の違いを理由に対立をさらに深めるような発言をしています。

民主主義は、競争を成長原理とし、対立する相手を倒すことで成長してきました。
与党と野党、検事と弁護士、労働者と使用者・男と女と対立構造を作りだし、
戦い、競争することであらゆるものを発展させてきました。

これからの成長原理は、「競争」から「統合」へと変わります。

相手に勝つことでの成長発展から、
愛を原理にした統合・パートナーシップで成長発展する原理へと変わるのです。

宇宙は、プラスとマイナスの相対立するエネルギーが対立することなく、
有機的に協力しながら、秩序を作りだしています。
対立するものを、どうすれば対立せずに協力しあえるかを考えることが愛であり、宇宙の摂理なのです。

対立とは違いがもたらすものです。
対立とは、生まれてから後の体験・経験・知識や情報・解釈・出会いの違いからでてきます。
自分には無い何かを相手が持っているから対立するのです。

対立とは、自分に無いものを持っている人間が誰であるかを教えてくれる現象です。

同じものを持っている人間とつきあっていても成長はしません。
成長するためには、自分にないものを持っている人から学ぶ必要があるのです。

今までのような説得や妥協やこびへつらい、逃げたり、争ったりでは問題の解決にはなりません。
対立は、勝ち負けを争い、相手を倒すエネルギーではなく、
自分自身を成長させるための原理です。

対立する相手を敵として意識するのではなく、
相手は自分にない何を持っているのだろう、自分は相手から何を学べばいいのだろう、
という意識で相手を見ることが大切なのです。

敵としての目で見たら、対立は乗り越えられません。
どのような目で人を見るかによって人間関係は決まります。
だから目を鍛え、目を磨くことが大切なのです。

愛とは、対立する相手からも学ぼうとする”目”であるのです。
愛とは、統合能力であり、対立を乗り越える力です。

勝つことよりももっと素晴らしいことは、力を合わせて共に成長することなのです。

「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

●芳村思風先生の勉強会
・9月1日(土)感哲みえ女子会
14:00~16:00津市リージョンプラザ
参加費:4,000円

・9月5日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円

・9月28日(金)浜松講演会
18:30~20:30アクトシティ浜松 
参加費:3,000円

※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所

 

 


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