
2018年(平成30年)第2回東京思風塾のテーマは
「時代が問題をつくり、問題が人物をつくる」
思風先生からは
問題は悪いもの、避けるもの、逃げるものではなく自分を成長させる為に与えてくれるもの
と解釈することの大切さを解説頂きました。
問題は人間を成長させる為、会社を発展させ、社会をよくする為に出てくる
ただ、本当の問題は今自分の持っている力でどうしようもしがたいものであり自分の力で解決出来るものは問題とは言えない。
そこに意味と価値が秘められており、潜在能力を引き出す為に与えられたもの。
だからこそ問題が生じるのはその人を苦しめる為に出るものではなく命を進化させる為に環境の激変という課題を命に与える
それが無ければ命が本当に成長し進化する事は無い。
命の形が進化する為に起こる環境の激変は、我々が半端な努力ではなく本当に努力する機会。
其の時にこそ母なる愛(与えてくれた問題)だと自覚を持って難問に立ち向かっていく。
「辞めない」
その生きる姿勢が大切
人との出会いも大切であるが、問題との出会いも大切
森信三先生の言葉に
「人間は一生のうち 逢うべき人には必ず逢える しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に」
これは行徳先生も仰る言葉
出会っても出会った事に気づかない人もいる。
出会っても見過ごす通り過ぎる。
そうなると本当の自分の人生の大業を成し遂げる為の出会いが無く人生を過ごしてしまう。
天分の才能というのは生まれながらに遺伝子として存在している。
問題は生まれながらに与えられている遺伝子を引っ張り出す、目覚めさせる為に与えられるものである。だからこそ意識さえすれば必然的に現れる問題に出会い気づく事が出来る。
問題を乗り越える為に
志を持って貫いて問題を乗り越えるには意志の強い人間になる
どうしたら意志の強い人間になる事ができるのか?
感性論哲学においては、「意志の強い人間は欲求の強い人間」
欲求が強いというのは
命から沸いてくる興味関心好奇心が強い事。
命から沸いてくるものが無ければ人間は行動を辞める。
「命から沸いてくる欲求こそが行動の原理」
これまでの哲学、心理学においては理性的な人間が意志が強い人間と捉えられてきた。
つまり我慢できるというのが評価され続けてきた過去があり、その我慢出来るというのは理性的な人間。理性的に作られる意志の強い人間も理解出来るが、そこに限界が来ている。
我慢し続ける事には限界があり状況(環境)の変化により辞めてしまう可能性が高い。
理屈抜きに意志を強く持ち続ける為に大切なものは
「理屈抜きで命から沸いてくる欲求、欲望、興味、関心、好奇心」
その意志を持ち続ける事により、意味と価値を感じる事の出来る人間になる
次回は
6月2日(土) 「過渡期を担う日本人が果たす役割」をテーマに開催します。
・会場:㈱コミット会議室 *JR品川駅港南口徒歩6分
〒108-0075東京都港区港南1-6-41 品川クリスタルスクエア11階
・時間:13:00開始19:00終了(受付12:15~)
・講義:3~4講座+問答+ディスカッション)
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