時流独創
芳村思風一語一会 vol.5263
時流独創
「自分らしく生きる」
「好きなことをして生きる」
という言葉をよく聞きます。
そのために少し前には「自分探し」という言葉も流行りました。
自分らしさは、自分の外にはありません。
外を探しても見つかりません。
自分の中から引き出すしかないのです。
では、どのようにして引き出すのか。
ポイントは2つです。
1.現実への異和感にかける
日常感じる「現実への異和感」を大切にすること。
異和感の根底には求感性がある。
異和感とは、天からの啓示。
・もうちょっとなんとかならないか
・ちょっとおかしい
・へんだなあ
・腑に落ちない
・ピンとこない
・納得できない
という感覚を活かすこと。
異和感は、自分が求めているものと差があるときに感じる
ほとんどの人が
ちょっとおかしいと感じても
見過ごしてしまうことのなかに天分があるのです
2.夢や理想を未来に掲げる
今までは、夢や理想を理性で考えてきた。
今まで目標は、理性で作ってきました。
理性で考えた目標は、命を苦しめる。
理性で考えた理想は、命を苦しめる。
理性で作った計画は、実行しようとした瞬間から、
辛い苦しい生き方が始まる。
夢や理想が欲求から出てきたとき、命は解放される。
理想のない人間は、自分のない人間。
夢や理想のない経営は、惰性の経営になる。
経営者の仕事は、未来の予測ではなく、
「こんな未来をつくる」
という夢や理想を熱く語ること。
科学は、事実の延長で、未来を考える(因果律)
哲学は、因果のしがらみにとらわれず
未来を創造する(自由律)
夢や理想は、今ここ、現実の中にある。
夢とは、今を生きる力。
理想とは、今を生きる力。
夢や理想が、今、何をするかを明確にしてくれる。
夢や理想がないと、現実の辛さに押しつぶされてしまう。
今を生きるために、夢や理想が必要なのです。
実現できるかどうかは、問題ではありません。
他人がどう言うかも関係ありません。
「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※お問い合わせ
思風庵哲学研究所
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界
最新情報をお届けします
Twitter でiwillbecorpをフォローしよう!
Follow @iwillbecorp