統合の時代

統合の時代

芳村思風一語一会 vol.5180

10月1日(日)

思風会全国大会

今週末の日曜日の開催です

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統合の時代

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現在の時代を動かすキーワードは「統合」。

 

人類は、有史以来あらゆるものを細分化して進化してきた。

医学も外科と内科から、さらに細分化され、

人間の臓器を一つひとつの部品で見て診断、治療する。

職業も分業化が進み、

学問も細かく分けることで

研究を進め発展してきた。

 

今やもうこれ以上細かく分けられないというところまできた。

 

1980年代に入り、元の有機的なつながりを持った状態に戻し、

結合することで新しい歴史をつくろうとする動きが始まった。

それが東西の冷戦の終結であり、

ベルリンの壁の崩壊であり、

ユーロとなった。

 

この流れの中で人類は、世界平和を理念とし、

目的に向かって歩み始めた。

 

これは人類史始まって以来の大転換であり、

これから千年の未来を支配する新しい歴史の始まりを意味する。

数年前の民主党政権時代に一時的に与野党が協力して

問題を処理するという新しい政治手法に着手した。

 

統合という時代のキーワードに導かれた

政党政治から脱政党政治へと政治改革への第一歩だったが、

実現までには至らなかった。

 

しかしこれは、個人の意志を超えた力によって導かれたもの。

やがては、多数決による議決方法が廃止され、

政党の存在が無意味化して、

政党のない政治システムである「統合政治」が実現される。

 

経済においてもアメリカに端を発した「リーマン・ショック」や

ユーロ圏の国家破たんが危惧されている問題を

全世界の国家が協力して乗り越えていく時代になっている。

 

競争して勝ち負けを争う時代は終わった。

 

負けたものの苦悩が、勝ったものに不安をもたらすのが

グローバル化した世界が意味する現実。

力を合わせて共に成長する。

勝つことよりも、もっと素晴らしいことは力を合わせることである。

この新しい価値観で世界は動き始めている。

 

それを象徴するのが「統合」という現在の時代を動かすキーワード。

北方領土や尖閣諸島も、領有権を争うのではなく、

両国で共有して開発し、国境を乗り越えて、

やがては国境のない世界を実現することをめざす事例をつくることが大切。

人類は、考え方や価値観や宗教や肌の色が違う人とも協力して

共に生きていく力をつくることをめざす時代に入っている。

 

違いを受け入れて、許し、認めることは、「愛の力」。

 

そして今こそ人類は、戦うのではなく、

「統合能力」を磨くことから

戦争のない新しい時代と歴史をつくる時がきている。

 

「風の思い」

~芳村思風 46の言葉~より

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

 

●芳村思風先生の勉強会

・10月1日(日)思風会全国大会

14:00~17:00 ホテルグランビア広島

17:30~ 懇親会

参加費:

講演会+懇親会:15,000円

講演会のみ  : 5,000円

※参加申込受付中

 

※お問い合わせ


Source: New feed

 

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