先見力
時間的全体性の問題です。
現在、過去、未来、これが時間的全体性です。
時間的全体性の観点から
度量をつくっていくとはどういうことか。
まず、どこまで先が読めるか。
先を読む力が問題になります。
明日のことしか考えないで生きている人間と、
十年先のことを考えながら生きている人間と、
百年先のことを考えながら生きている人間とでは、
人間の大きさが違ってきて当然です。
そこから度量の広さも違ってくる。
時間的な要因が心のゆとりや広さに
関係してくるのです。
未来という時間性に対して、
どこまで先が読めるか。
どこまで先のことを意識しながら
今日を生きているかということが、
人間の大きさに関係してくる。
だから、先を読む力を
つくっておかなければならない。
つまり、先見性です。
先を読む力をつくっていくためには何が必要か。
そのためには、過去を読む力がなければならない。
過去を読むということはあまりいわれないが、
過去を読むことは非常に大事なことなのです。
どこまで過去を意識して生きているかによって、
現在を生きる確かさが違ってくるのです。
過去というのは、否定し難い客観的な事実の
重みを持っています。
そして、現在はその過去の事実の
積み重ねのうえに立っています。
だから、それをしっかり踏まえれば、
現在を生きる姿勢が確かになってくるということです。
どこまで過去を読むかは、結局、歴史観の問題です。
「人間の格」 芳村思風著 より
理性で未来を予測するのではない
歴史観を持ったうえで、
感性から湧いてくる10年後、さらには百年後の
夢や理想を熱く語ることができる政治家
「国家百年の計」を語ることができる政治家
が、そろそろ出てこなくてはいけない
目の前の問題を乗り越え続けることも大切
10年後、100年後の理想を掲げ、
そのために今の問題にどう対応するかを考えるときが来ています
ウィルスの問題は、国家間で対立している場合ではなく
全世界が力を合わせて、ワクチンの開発、医療体制の整備を
しなければいけないときです。
これから冬に向かうアフリカを始め南米でのさらなる爆発も予想されているし、
まだ国内でも今年の冬にかけて、第2波・第3波もあるかもしれません。
中国とアメリカが対立している状況で、協力体制ができないならば
WHOだけではなく、日本がリーダーとなって
全世界が協力できる体制づくりをしなければいけないのです。
アメリカは、大統領選に向けての画策ばかりです
トランプ大統領は74歳、バイデン候補は、トランプよりも年上す
年齢の問題ではないが、どれだけ二人がアメリカだけでなく
100年後の世界を考えているのだろうか
まだ国内でも、野党は、政府の足らざるところばかりを指摘し
戦いの目と攻撃ばかりで
「共に乗り越えていこう」という体制すらできていません
経営者の方々も、大変な状況の中、日々活動されていると思います
目の前の問題を乗り越えることで、精一杯かもしれませんが
今、もう一度、5年後10年後の会社やスタッフのこと、
そして5年後、10年後、自分がどうありたいかを考えて、
今の問題を乗り越えていってください
芳村思風
Source: New feed
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