芳村思風先生の77才の喜寿のお祝い例会
例会テーマ
「思風先生は語る〜令和を生きる私の決断〜」
思風先生から
感性論哲学の目的「全人類の人間性の進化」と「平和」についてをお話しいただきました。
ユネスコ憲章の書き出しに
「戦争は人間の心の中からはじまる。だから人間の心の中に平和の砦を築かなければいけない」
本日の例会では、人間性の進化と平和に対して、具体的にどう変えていくかを中心に
自分の人生の未来として捉え、誰かがやってくれる、誰かがうまくやる、
そういう考えを無くすところからはじめて、自分ならこうするという視点を持つ事。
生きるとは変化をすることであり、変化をしないことは生きていないという事。新しい時代に向けてまずは私たち一人一人の意識から変化を生じていくことの大切さをお話しいただきました。
そして、新しい時代を迎えた今、歴史から学ぶ意味について
↓
歴史から学ぶということは過去を振り返り、新しい時代を考える
新たに来るものに対しては何が正解というのはないものの
過去から学ぶという視点がなければ迷ってしまい、軸となるものがない状態。
文明は
アフリカからエジプト、イラン、ペルシャ、ギリシャ、イタリア、イギリス、アメリカ、アジア
と西から東へ文明が発達してきたのが歴史から学ぶ視点の1つ。
現在の文化の中心は日本にあり、日本がこれから世界をリードしていく立場にあるというのは
歴史的な視点から見ても言えることであり
欧米式、西洋医学、民主主義、資本主義と近代に生まれ正しいと思われていた価値観が
現在は限界に近付きつつあり、時代とともに役割を終了し新たな価値観への転換の時期に来ているということ。
その世界をリードする日本および私たち日本人が
新しい生き方、価値観を示すために、思風先生が仰っているのは
・人格主義経済
・統合政治
・大遷都による日本海文明
の3つについて語って頂きました。
・人格主義経済
前提として、陰と陽、光と影がある様に+があればマイナスがある。
常にどちらか100%という事ではなく、不完全であるということ。
↓
それを人間に置き換えてみると
考え方が異なるのは、補うため!だからパートナーシップがある。
不完全な人間同士が人間性を進化させ平和を築いていくためには
許しあい、尊重する:人間性の成長が求められます。
現在の民主主義は、最終的に数、多数決が全てになる考え方であり
正しい考えとされながら、あらゆる不正が行われてきた経緯もあり
数を得た後に起こる事が権力を握り粛清が行われてきた歴史的事実がある。
その数が力の民主主義が限界に近づいてきているというのは
日本においては政党政治に限界が来ていること。
統治の考えから統合(他人の意見も尊重する)考えにシフトし
数の奴隷や経済の奴隷になることなく、人間性の成長を重視した
人格主義経済への転換が求められている。
・大遷都による日本海文明
遷都は、過去何度も思風先生が提唱されている
東京から広島への遷都
広島に遷都をする事が日本が世界に対して平和を発信する第1歩として挙げられ
戦争のない世界の実現に向けて!
そして国力として発展させる一大事業として大遷都を捉える。
そして、平和はいつまでも祈りであってはならない。
祈る平和から創る平和への進化になる為に日本人が自覚を持つ事が大切。
大遷都を成し遂げた後、東京における役割は何か?
それは江戸城の復活!
江戸城を再建し武家屋敷、東京に残っている近代遺産を文化的に保存する事が東京の役割。
東京は武士の時代の素晴らしい日本の遺産として東京のまま世界的に有名な都市として残し、過去に 東京には各藩の大名が立派な建物を建て、素晴らしい建築物が存在していた。そういうものを出来るだけ残していく事により、世界から見た東京を捉えると東京には武士の魂がある。
そこにこれからの東京の価値がある。
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