
大切なのは、理性と感性のバランスではない
芳村思風一語一会 vol.4025
あの人は、仕事はできるけど、理性型の人間で。冷たい。
私は涙もろいから、感性型の人間
なんて、思っていませんか。
人間は、そう簡単に分類できません。
分類しても意味はありません
心理分析や人間をタイプ別に分けて
指導の参考にするのは、いい
過去を分析しているだけ
変化するのが人間なのです
変化するとは、成長すること
立場や出会いで変わるのです
☆☆☆☆☆☆☆
感性と理性の関係
☆☆☆☆☆☆☆
大切なのは、理性と感性のバランスではない。
感性と理性の有機的協力関係を作ること。
理性とは、客観性と普遍性の能力です。
理性的に考えるとは「みんなにとってどうか」と考えることです。
社会、人類、国家など、自分を包み込む、
より大きなものを視野に入れながら、
自分の中から湧いてくる欲求を実現しようとすることです。
ここに偉大なる人間の仕事が始まるのです。
単に命から湧いてくるものを
そのまま自己中心的にぶつけるのではなく、
湧いてくるものを理性を通して表現するところに人間的な行動があるのです。
理性は客観性と普遍性の能力であるがゆえに、
それを使って考えると、「みんなにとってどうなのか」という
社会性・人類性が芽生えることになります。
理性を通して表現することによって、
命から湧いてくるものは「志」となり、
「使命」になるのです。
感性論哲学とは、
「感性」が正しくて、「理性」はダメというものではありません。
「感性」が主で、「理性」が従でもありません。
「感性」から湧いてきたものを、
「理性」を使っていかに人の役に立ち、
人に迷惑をかけないようにして、
自分の欲求・欲望を実現するかを考える。
感性と理性のバランスではなく、
「感性と理性の有機的協力関係をいかに作るか」
感性から湧いてくるものだけでは、野獣と同じ。
理性を使って人間らしくすることが大切なのです。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
●7月4日(土)全国大会は、中止となりました。
●芳村思風先生の勉強会
勉強会や講演会は、中止となっています
詳しくは、主催者までご確認ください
・6月24日(水)名古屋思風塾 は開催予定です
●講演録 が完成しました
「人間関係10の原則」
~愛の実力を育てる~
A5版 82ページ
@1,000円+税
愛の実力の4回分の講演を1冊にまとめました
※お問い合わせは
思風庵哲学研究所
Source: New feed
最新情報をお届けします
Twitter でiwillbecorpをフォローしよう!
Follow @iwillbecorp