愛は能力です

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愛は能力です

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芳村思風一語一会 vol.3965
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愛は能力です
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人生はどの道を選ぶかでは決まりません。
人生とは、選んだ道から出てくる問題や悩みを乗り越え続けることです。
問題のない道や人生はありません。
人間の悩みのほとんどが人間関係の悩みだと言われます。

時代は、画一性の時代から個性の時代へと移行しています。
しかしほとんどの人が、同じ考え方や同じ価値観の人間としか一緒に仕事をすることができない、
一緒に生活することができないと考えています。

本来人間を幸せにするための宗教の違いで、憎しみ合い対立して、戦争をして殺し合っています。
問題のない人生を望むことが、反対に人間に不幸をもたらしています。
夫婦も育った環境もそれまでの出会いや経験も違うので、考え方や価値観が一緒であることはありえません。

個性の時代というのは、お互いに違いを認め合い、考え方の異なる者が、互いに協力しあって生きていく時代です。
考え方の違いや価値観の違い、宗教の違いによる対立や問題を乗り越えるために、必要なものは何か。

それは、理屈を超えた愛の力です。

理性は、矛盾を排除し、画一性を追究します。
理性で考えると、違う考え方は、間違いと判断して説得し、自分の正しい考え方に変えさせようとします。
理性は人間のためにあるのであって、人間が理性のためにあるのではありません。
理性で考えた価値観の違いで人間が殺し合っては、いけないのです。
違いと間違いは違います。

個性の時代になると民主主義は、時代にあわないところが出てきます。
民主主義は、異なる考えを許しながらも、敵と考えて対立し、競争することで成長する社会です。
与党と野党、保守と革新、検事と弁護士、資本家と労働者など対立関係をつくり、
互いに競うことで成長してきたのです。

戦って勝つことで成長はしたのですが、同時に負けるものを大量に作りだしてきました。
そのためストレスという精神的な疲れによる病気がでてきただけでなく、
「成功したけど幸せではない」という状況なども生まれてきました。

個性の時代は、異なる考え方をもった人間が、相手を否定して争うのではなく、
お互いに違いを受け入れ、協力しあい助けあって生きていく時代です。

個性の時代を生きる原理は「愛」の原理です。

愛は、理屈を超えた力です。

だから理屈では考えられない異なる考え方をもった人間どうしが、
否定しあうことなく共に生きていくための力となるのです。

「愛」は情緒・感情ではなく、理性と同じ人間の能力なのです。
能力だから、努力することで、その力を実力として成長させることができるのです。

個性の時代は、問題を解決するために、理性能力ではなく「愛の実力」を成長させていかなければいけないのです。
愛を理性能力に勝る問題解決能力をもった実力に育てる努力が必要なのです。
人類の未来は、今後どれだけ愛の実力を磨いていけるかどうかにかかっています。

※2020年 4月発売
「人間関係10の原則」
~はじめに~より抜粋
より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・

●芳村思風先生の勉強会
※4月以降の講演会の開催の有無については、ホームページなどでご確認ください

●講演録 が完成しました
「人間関係10の原則」
~愛の実力を育てる~
A5版 82ページ
@1,000円+税
愛の実力の4回分の講演をまとめました

※お問い合わせは
思風庵哲学研究所

 


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