人格の大きさとは

人格の大きさとは

 

 

芳村思風一語一会 vol.3962
これからの成長原理は、「競争」から「統合」へと変わります。
相手に勝つことでの成長発展から、愛を原理にした統合・パートナーシップでの成長発展する。
そのため対立は、戦う相手から、自分にないものを教えてくれる現象という解釈に変えなければいけない。
政党間の争いは、自分の党の意見だけを主張し、相手の意見を否定するだけ。
お互いのいいところを学びあい、取り入れて、もっと素晴らしいものにする。
戦うのではなく、どうすれば協力できるかを考えていくこと。
☆☆☆☆☆☆☆
人格の大きさとは
☆☆☆☆☆☆☆

人格の高さは、個人的努力でつくることができる
深さは、命の痛みを伴った苦しみの体験によってつくられる
実力を伴った人間の大きさは、人間関係の修羅場をくぐり抜けなければできないものである。
人間関係の修羅場の中で、対立を乗り越えることで人格の大きさは作られていく。

対立を乗り越える。
対立の意味を考えること。
対立とは違いがもたらすものである。
生まれてから後の1.体験・2.経験・3.知識や情報・4.解釈・5.出会い
の5つの違いから生まれる。
自分に無い、何かを持っているから対立する。

人間は不完全だから、成長し続けることができる。
対立して戦って排除するのではなく、、自分に無いものをもつ相手と付き合い学び取る。
つまり、
対立とは、今自分が成長する為に自分に無いものを持っている人が誰かを教えてくれる現象である。

対立を乗り越える。
これ迄は、乗り越える為には、1.説得する、2.妥協する、3.こびへつらう、4.逃げる、5.戦う
という5つの方法で問題解決をした。
しかし、それはけっして問題解決にはならない。

競争から統合の時代にかわっていく。
生き方の転換として、対立の意味を変えていくこと。

対立は、勝ち負けを争う対象ではない。
相手を倒すエネルギーでなく、自分自身を成長させる為のエネルギーとする。
対立とは、学び取らなければならないものを持っている相手が誰かを教えてくれるもの。

これからの時代の成長発展の原理は、力を合わせて共に成長すること。
競争ではない。
統合とはパートナーシップであり、未来を乗り越える原理。
敵としてみたら、人間関係の修復は出来ない。

どのような目で見るか目を鍛え、目を磨くことが大切である。
愛とは学ぼうとする”目”である。

器の大きさから人間の大きさを作る作業が始まる。

器とは、どのような人のことに対しても、その人を正しく理解する能力と人間性である。
器作りの根本が対立を乗り越える考え方である。

器の大きさをつくり、度量・包容力・統率力の大きさをつくることで
人間の大きさは完結する。

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・

●芳村思風先生の勉強会
※4月以降の講演会の開催の有無については、ホームページなどでご確認ください

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「人間関係10の原則」
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※お問い合わせは
思風庵哲学研究所

 


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