金融って、お金を増やすことだけが目的ですか?
金融の力で、いい会社を増やせませんか?

そんな問いに正面から向き合い、結果を残し続けてきたのが「鎌倉投信」です。
その鎌倉投信の共同創業者、そして取締役であり、
運用責任者でもある新井和宏さんをゲストにお迎えします。

鎌倉投信の投資信託である「結い2101」は、
「これからの社会にほんとうに必要とされる会社」にだけ投資をすることを
モットーにし、投資基準となる社会的視点を公開しながら、
投資するスタンスを一貫しています。
一方で、運用実績からも数々の賞を受賞するなど、
その経済性も高く評価され、投信の規模も年々拡大しています。

私(山崎)もそのスタンスに共感し、
マザーハウスとして 「途上国の可能性に光をあてる、いい会社」として
2016年に社債引き受けの形で、投資をお願いしました。

今回のカレッジでは、金融・投資の第一線で大活躍していた新井さんが、
どのような経緯で、金融の新しい可能性に気づき、そして鎌倉投資の設立、
その哲学にたどり着いたのか、恒例の人生曲線で追体験します。

そして、皆さんと共に未来に残していきたい「いい会社とは何か?」
という問いを考えていきたいと思います。

多くの方に、是非、新井さんの考えを聞いていただきたいです。
皆さんのご参加をお待ちしています。

開催概要

日時 :7/12(木)20:00-22:00(開場19:45~)
場所 :マザーハウス本店
最寄駅:JR 秋葉原駅(本店の場所はこちら
参加費:3,000円(マザーハウスプロダクトをお持ちの方:2,000円)(学割:1,000円)
※マザーハウス割引をご利用の方は、当日プロダクトをお持ちいただくようお願いいたします。

こんな人におすすめ

・金融における社会性と経済性の両立について考えたい
・想いを持って起業し拡大してきたベンチャーの話を聞きたい
・キャリアシフトの在り方について考えたい

主な構成

第1部 人生曲線パート(40分)
新井和宏さんの人生曲線を使って、
カレッジ主宰の山崎大祐が新井さんの人生に迫ります。

第2部 新井和宏さんの冷静と情熱(40分)
新井さんと山崎が、
「いい会社とは何か?」、「経済性と社会性を両立する金融」
について議論します。

第3部 お客さまとの対話(30分)
ご参加されている皆さまから質問をお受けしながら、
今までの議論を深堀していきます。

新井和宏氏プロフィール

鎌倉投信株式会社取締役資産運用部長。1968年生まれ。東京理科大学工学部卒。
1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、株式、為替、資産配分等、多岐にわたる運用業務に従事、ファンドマネージャーとして数兆円を動かした実績がある。
2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、志を同じくする仲間4人で、鎌倉投信株式会社を創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍している。
経済的な指標だけでなく社会性も重視する、投資先企業をすべて公開するなど、従来の常識をくつがえす投資哲学のもとで運用されている商品でありながら、個人投資家約1万9千人、純資産総額約360億円(2018年5月時点)となっている。
また、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でも上位の常連となり、2013年には格付投資情報センター(R&I)でも最優秀ファンド賞(投資信託国内株式部門)を獲得するなど、人気・実績を兼ね備える投資信託へと成長している。
特定非営利活動法人 いい会社をふやしましょう 理事、横浜国立大学 経営学部 非常勤講師(平成24年度~平成27年度)、経済産業省 おもてなし経営企業選 選考委員(平成24、25年度)
2015年5月11日放送 NHK 「プロフェッショナル~仕事の流儀」出演
著書『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)、『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イーストプレス)