日本人が果たす役割

芳村思風一語一会 vol.3374
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日本人が果たす役割　
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今、日本の真上に世界の中心が来ています。
日本人が世界の指導者になるべき時代です。

民主主義は終焉を迎え、トランプ大統領が西洋の時代を終わらせるような動きを始めています。
（一部では、トランプ大統領は、民主主義の「ラスボス」（ラストボス：最後の関門）と言われているようです）

中世から近代への過渡期は、ルネサンスでした。
今は近代から次の新しい時代への過渡期です。
ルネサンスを担ったイタリア人のように、
西洋の時代から東洋の時代への過渡期は
東洋の入り口である日本人がその役割を担わなければいけないのです。

新しい時代には、新しい理念が必要です。
「自由と平等」に変わる新しい理念は
「和道と悟道」。

和道とは、世界平和であり、東洋の「道」の理念を原理にして、
全人類が平和に安心して生きていける社会をつくるという
「自由」に変わる新しい理念です。
平和の原点は広島です。
世界で最初に核兵器が使用された土地であり、
オバマ大統領が訪れ、その意味は世界も認めています。

日本が平和の時代の世界のリーダーになる自覚を持つきっかけとして、
東京から広島へ日本の首都を移すという大遷都が必要です。
広島を中心にして世界から戦争を無くすという歴史的使命を果たすと共に、
近代の科学技術文明を質において完成させ、
新しい時代の原理を世界に提案することから日本の時代が始まります。

近代は「人間の本質は理性だ」という理性の時代・科学技術文明の時代でした。
封建時代は、宗教で人々を支配したため、
不合理で非合理なものへの反発から論理的に考えるという合理へのあこがれ、
理性への目覚めが生じ「人間の本質は理性だ」という考えが生まれました。
しかし近代は、その理性偏重による自然破壊、環境破壊、人間性の破壊が進み、
人間の本質は理性ではなく感性であるということに目覚めました。
科学技術文明を質の面で完成させ、
新しい時代の原理を提案するのが日本人の役割なのです。

科学技術文明がつくった負の遺産に対して答えを出せるのが日本人です。
科学技術文明を完成させるために忘れてはいけないのが「核」の問題です。

核を否定することは科学技術の進化を否定することであり、
人類の進化を否定することです。
核を無くすのではなく、放射能を無害化し、さらに有効利用する技術を開発する。
日本は唯一の被爆国であり、また東北の震災による福島での原発事故は、
日本がリーダーとなり、世界の英知を集めて、
放射能の無害化と有効利用の技術開発を進める時が来ていることを教えているのです。
その場所は、広島か福島です。

「世界から核兵器を無くす」
のではなく、
「世界から戦争を無くす」
ことが人類最大の課題です。

日本が世界のリーダーとなるために、
世界平和の発信地である広島を中心とした中国5県に、首都を移す。

この大遷都こそ、日本人が過渡期を担う民族としての役割を
果たしていかねばならない日本人の意識をめざめさせるものなのです。
大遷都は50年～100年かかる大事業です。
これによって日本経済は復活し、世界経済の再生が始まるのです。
文明は、風土を変えながら発展してきました。
東京はその役割を終え、新しい風土に首都を移す時が来ています。

理性の時代から感性の時代へ。
その感性の時代の考え方が、感性論哲学なのです。
感性論哲学の目的は「全人類の人間性の進化と平和」です。

人間性の破壊を食い止め、人間らしい生き方を感性論哲学は提唱しています。
500年1000年後には、また時代は変わり、
感性論哲学に代わる新しい考え方が出てきます。
それまでは、感性論哲学が新しい時代をつくるという使命を果たさなければいけないのです。

「風の思い」
～芳村思風　46の言葉～より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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Source: 芳村思風　感性論哲学の世界