愛を哲学する

A22 1 - 愛を哲学する

愛を哲学する

A22 - 愛を哲学する

 芳村思風一語一会 vol.5328 

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愛を哲学する 
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空間軸と時間軸から愛を考える。 
 
・愛を空間論的に考えると、 
「男女の愛」を出発点とする 
「人間と人間を結びつける力」 
「人間関係の力」 
 
人間関係全体のことを社会といい、 
社会とは実的な空間のこと。 
色々と違った考え方や価値観などの中で生きることができることを 
社会性があるという。 
だから、「愛とは、社会性である」と言える。 
 
愛は、違いを許して、受け入れる力であり、 
「愛とは、考え方の違う他者と共に生きる力」である 
 
考え方など違いやつじつまが合わないことを 
受け入れて生きることを「矛盾を生きる」という。 
だから、「愛とは矛盾を生きる力」と言える。 
 
これが空間論的に考えたときの2つの愛の原理。 
 
愛の空間論的本質は、 
考え方の違う人と共に生きる力であり、 
矛盾を生きる力。 
 
 
・愛を時間論的に考えると、 
生命連関を原理とする「親子の愛」から始まる。 
愛は、命を産む能力、命を育む能力であり、命を満たす能力。 
 
理性的に正しい人間ではなく、 
人間的に正しい人間をめざすこと。 
人を傷つけるような正義は、正義ではない 
 
昔から「愛とは許すこと」と言われている。 
何を許すのか。 
愛するとは、相手の短所を許すことであり、 
短所も含めて人として愛するということ。 
短所の存在を認めて、許す力。 
 
「愛とは、短所を許し補い、長所と関わる力である」 
 
短所を許すということは、 
人間が不完全であることを許して、認めて生きること。 
これを「不完全を生きる」という。 
 
愛の時間論的本質は、 
短所を許し補い、長所と関わる力であり、矛盾を生きる力。 
 
 
●愛の本質を空間論的、時間論的に合わせて考えると 
 
愛とは、他者と共に生きる力である。 
愛とは、矛盾を生きる力である。 
 
愛とは、短所を許し補い、長所と関わる力である。 
愛とは、不完全を生きる力。 
 
 
 
 
「人間関係10の原則」 
~愛の実力を育てる~ 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界
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