揺れ動く心に愛がある

30 1 - 揺れ動く心に愛がある

揺れ動く心に愛がある

30 - 揺れ動く心に愛がある

  

芳村思風一語一会 vol.5302 

☆☆☆☆☆ 

愛とは、「どうしたらいいのだろう」と、 

より良い方法を探しながら、悩む心、考える心。 

その揺れ動く心に愛がある。 

愛は、結論ではなく、心遣い。 

☆☆☆☆☆ 

「どうしたらよいのだろう」 

と問うのが感性であり、 

問い続けることが愛なのです。 

「こうしたらいい!」 

と答えるのは、理性。 

 

答えを持つことは大切。 

でもその答えに縛られないこと。 

縛られると対立する。 

理性に縛られると違いを受け入れられない。 

成長も止まる。 

 

どんなに愛し合っていても、 

自分がこうしてもらいたい 

と思うようには、相手は愛してくれません。 

どうしても埋めきれない溝があり、 

どうしても完全には満たされないのです。 

 

誰もが、自分が思うようには 

愛してくれないし、認めてくれない。 

人間は常に、もっと愛されたい、もっと認めてもらいたい 

という心を持ち続けながら生きているのです。 

 

「こんなに愛しているのに、 

どうしてわかってくれないの」は、 

押し付けの愛。自己中心的な愛です。 

「こうしたら喜んでもらえる」 

と思った瞬間、押し付けになる。 

 

受け入れられなかった時 

「こんなにしているのに…」 

となってしまう。 

どうしたら相手に喜んでもらえるか、 

努力している姿にこそ愛があるのです。 

人間を愛するということは、 

短所を含めて、不完全な存在を愛することです。 

愛は、結論ではありません。 

 

理性に縛られず、理性を手段能力として、 

「問い」続け、努力し続けること。 

相手のことを思い続ける心に「愛」があるのです。 

 

 

 

 

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 

 

 

2023 4 - 揺れ動く心に愛がある

※「何があっても だいじょうぶ」 

A6版 1,000円+税 

思風語録から55の言葉を選び 

解説はできるだけ少なくしました 

「?」とくる言葉を感じてみてください 

 

 

●芳村思風先生の勉強会 

・2月6日(土)四日市思風塾 

18:00~20:00ミッドランド経営 

参加費:5,000円 

 

・2月10日(土)東京思風塾 

13:00~15:30 ZOOM 

参加費:5,000円 

 

 

※お問い合わせ 

思風庵哲学研究所 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界
30 1 - 揺れ動く心に愛がある

 

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