真実の愛とは、考え方の違う人と共に生きていく力
芳村思風一語一会 vol.5288
☆☆☆☆☆☆
真実の愛とは、考え方の違う人と共に生きていく力
☆☆☆☆☆☆
「真実の愛とは、価値観や考え方の違う他者と共に生きる力であり、
短所を許し補い、長所と関わる力。」
違いを理由に対立したり、説得するのではなく、相手の考え方のいいところを見つけ、取り込んでいく。
そして、自分の考え方を成長させていく。
同じ意見や考え方の人としか仕事が出来ない。
同じ価値観の人としか暮らせない。
これは、自分しか愛せない、自分勝手な愛。
意見も価値観も考え方も違う人とどうしたら一緒にやっていけるかを考えるのが愛なのです。
違うからお互い成長できる。
大切なことは、相手に勝つ能力よりも、融合・統合する能力。
融合は、それぞれの力をあわせること。
統合とは、お互いに個性を残しながら、協力・共生すること。
協力し、共に成長し、共に生きていくことに力を発揮できる人が、本物の愛の実力を持った人です。
考え方の違う人から学んで、お互いに成長することが愛。
気の合う人とだけ付き合う、会わない人とは付き合わないというのは、愛ではない。
価値観の違う人、文化の違う人、考え方の違う人とどうしたら一緒にやっていけるかを
理性を使って考えることから、真実の愛が生まれます。
これからの社員研修は、「価値観の統一」ではダメ。
社長と同じ考え方の人間を作ることは、社長が楽したいからだけです。
社長は、考え方の違う人間、価値観の違う人間のよいところを引き出し、
タイプの違ういろいろな人間をまとめていく包容力が必要となってくるのです。
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界
最新情報をお届けします
Twitter でiwillbecorpをフォローしよう!
Follow @iwillbecorp