感性論哲学と感性

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感性論哲学と感性

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芳村思風一語一会 vol.372

感性の本質は、感受性ではありません。
感性を磨くとは、音楽を聞いたり、本を読んだり
絵画を見ることではありません
涙もろいということが、感性豊かということではありません。
感性を磨くとは、どういうことか
感性が豊かとは、どういうことなのでしょうか
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感性論哲学と感性
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感性論哲学は、成功と幸せと健康の哲学です。

私たち人間の目的は、 人間らしい人間になることであり、
人間らしい人間になるためには、どうすればよいのかを明らかにしています。
近代は、理性偏重で「人間の本質は、理性だ」としてきたため、
理性としての私が本能としての私を抑え、多くの人が理性の奴隷となり、
精神的な病などの弊害が出てきています。
理性で感性から出てくる欲求欲望を抑えるのではなく、
感性から湧いてくる欲求や欲望を、理性を使って人の役に立つものにするという
「感性と理性の協力関係」がたいせつなのです。

本物の人間をめざし、人間の能力の中で感じる力
「感性」が持っている能力や原理が人間の生き方において非常にたいせつなものだと考えています。

感性が持っている基本原理は、自己保存の欲求・種族保存の欲求です。
人間においては、自己保存は「意志」であり、種族保存は「愛」として表現されます。
人間的な生き方とは、意志を実現し、愛を実現することであり、
この二つを実現することで、
人間は初めて本当の意味での幸福が実現できるとしています。

「感性」は、「求感性」(ぐかんせい)という能力が本質です。
感受性ではありません。
感性は、受け身ではなく自らが求めて感じようとする力なのです。

「感性」には「感性の3作用」と呼ばれる調和作用・合理作用・統合作用という3つの作用があります。
作用とは、模索する働きです。
 「感性」は、この能力によって、ある状況の中で何が一番適切な行動であるか、
何が一番適切な言葉か、優れた判断であるかを常に探り求めながら活動しているのです。
 「感性」は常に真実なるものを求め感じる力、
本物を求め感じる力。感動を求め感じる力、
人間において本当に素晴らしいものを求め 感じる力として働いています。

 意志を実現する“自己実現”、 愛の実現による“素晴らしい人間関係づくり”、
そしてそのための行動にも「求感性」と3作用の力を働かせながら、
本当に納得できるもの、
心を満たすものを最後の最後まであきらめることなく求めていくのです。
「これだ」というものをつかむために感性の求感性と3作用を使うことです。
“コツ”や“カン”は、 この3作用の働きなのです。
コツ、カンを求感性の働きと一本化せることによって、
本当に心を満たす、本当に自分を納得させるものを求め続け、
本物の人間の生き方を求めて行くところに感性論哲学の存在意味があります。

「風の思い」より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・

※「風の思い」1,000円 + 税 + 送料
メルマガは、同じ言葉の繰り返しですが、
「風の思い」は、毎月1日発信の芳村思風先生からのメッセージを集めたものです。

●芳村思風先生の勉強会
・8月29日(木)松阪思風塾
19:00~21:00市民活動センター
参加費:2,000円

 

 


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