愛するとは、長所も短所も愛すること
芳村思風一語一会 vol.3484
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短所がなければ人間ではない。
人間を愛するとは、長所も短所も愛することである。
短所も愛することができたとき、愛は芸術となる。
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短所を愛するとは、どういうことか。
短所がなくなれば人間ではない。
短所をなくす努力はしてはいけない。
人間の本質は心。人間らしい心は、短所が作る。
短所がなくなれば、謙虚になれない。
長所だけでは謙虚になれない。
短所があること自覚することで、傲慢にはならない。
長所を徹底的に伸ばして、短所はでないように努力する。
短所があることで、角熟になる。
短所をなくして円熟になると個性がなくなる。
人間は、宇宙の一部であり、宇宙そのものです。
宇宙は、表裏、善悪、正しい間違いと相反するエネルギーが
対立することなく、協力しあってバランスを模索している状態です。
人間も宇宙の一部であり、宇宙そのものなので、長所も短所も半分ずつある。
自分にも相手にも短所があることを自覚し、
相手の短所を認め、許し、受け入れることが、
短所を愛するということです。
愛とは、許すこと。短所があること許すこと。
自分にも短所があり、出てきたときはあやまる。
他人の短所は、責めてはいけない。
理性的に正しい人間ではなく、人間的に正しい人間にならなければいけない。
人を傷つけるような正義は、正義ではない。
人間が人間を愛するということは、不完全な人間を愛すること。
長所も短所も愛すること。
短所を愛するのは、努力が必要。
愛は文化となり、現実を生きるための力となり、実力となる。
そして、磨かれて芸術になる。
だから結婚は、恋の終わりで、愛の始まりなのです。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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