感性とは何か、感性を磨くとはなにか

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感性とは何か、感性を磨くとはなにか

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芳村思風一語一会 vol.3367
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感性とは何か、感性を磨くとはなにか
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人間は、生まれた瞬間から感じながら生きています。
いいえ、生まれる前のお母さんの体内にいるときから感じています。

寝ているときでも呼吸をしているし内臓も動いています。
感性は寝ているときも働いています。死とは心臓や呼吸が止まったときではなく、
人間の肉体から感性の働きがなくなったとき、初めて死んだといえるのです。
なぜなら感性が60兆個の細胞をひとつの命として統合しているからです。

では「感性」とは何でしょうか。 
私という意識の根拠となっているのは「感性」です。
感性とは、人間の本質であり、生命の本質、宇宙の究極的存在です。
本質としての感性は、すべての生命が持っています。
この感性が、理性によって人間化されたものを「知的感性」といいます。

この知的感性が「心」なのです。
心は、理性によって感性が人間化されたものです。
心とは、意味や価値を感じる感性です。
幸せや感謝や尊敬・責任感などは全部感じるもので、
理性によって感性が人間化されることによって出てくるものです。

感性の本質(最も根本にある能力)は、
「求感性(ぐかんせい)」です。

感受性ではありません。
感受性は、消極的・受動的能力であり、感性の本質ではありません。

求感性とは、自分が生きていくために必要な情報を
積極的に求めて感じ取ろうとする働きで、
調和・合理・統合を模索する働きです。
この感性の働きの結果として、現象としての感性がでてきます。
感性の現象とは、本能・感覚・欲求・感情・感受性などです。
感受性は、感性の現象形態のひとつなのです。

では感性を磨くには、どうすればいいのでしょうか。
「したいことがわからない」のは、
自分の心が何を求めているかわからないということです。
朝日や夕陽を見て感動する。
本や絵・映画を見て涙を流す。
他人の何気ない言葉に「ハッと」する。
人は、自分の心が求めているものとであったときに感動します。
感動は、受け身なので、感動する力を高めることが、感性を磨くことではありません。
人間は見ようとしたものしか心に残らず、関心を持ったものしか心に残りません。

求めなければ入ってきません。
感性を高めるということは、求感性を高めることなのです。
自分の心が何を求めているのか、理性を使って考えることです。
理性を使って意味や価値や素晴らしさを考えることで、感性を成長させるのです。
感性を磨くには、理性的努力が必要なのです。
理性で意味や価値を考え続け、
それを感性で感じ「夢や理想」として
心の底から湧きあがってきたとき「やる気」になり、
行動へと結びつくのです。理性で考えているだけでは行動に結びつきません。
意味や価値を感じたとき行動へと結びつき、現実を理想へと導いてくれます。
求感性が、夢や理想を引き寄せるのです。
感性と理性はバランスではなく、有機的な協力関係をつくることがたいせつなのです。 

「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

●芳村思風先生の勉強会
・9月1日(土)感哲みえ女子会
14:00~16:00津市リージョンプラザ
参加費:4,000円

・9月5日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円

・9月28日(金)浜松講演会
18:30~20:30アクトシティ浜松 
参加費:3,000円

※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所
 

 


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