対立を超える
芳村思風一語一会 vol.4439
東京オリンピックは、
いろいろと問題もありましたが、
時代の変化を感じさせる
出来事がたくさんありました。
成長の原理は、
「競争して勝つこと」「
統一」から
「協力して力を合わせる」
「統合」
に変わります。
成長の原理が変わるのには、
まだ数百年かかると考えられます。
スポーツの世界は、
まだまだ勝つことに重きが置かれ、
このように変化するには、
まだ100年~200年かかると考えていました。
しかし今回の東京オリンピックでは、
スケートボードやサーフィンの競技で、
特に10代20代の選手たちはすでに
国も順位もメダルも超えていました。
空手の型で金メダルを取った後の礼の仕方。
相手の選手だけでなく
スタッフの人たちへの敬意の表し方は、
まさに道の思想ですね。
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対立とは、
今自分が成長するために必要なものを
持っている人間が誰であるか
を教えてくれる現象
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同じ考え方の人と一緒にいることは楽しいことです。
同じ価値観の人と一緒に仕事をすると効率がよくなります。
しかし同じ考え方の人ばかりだと成長することができません。
成長するためには、
自分にないもの持っている人から学ぶことが必要です。
対立している相手は敵として考えています。
考え方が違うから対立します。
考え方の違う人、価値観の違う人というのは、
自分にないものを持っている人です。
「対立」にも意味と価値があります。
「対立とは、自分にないものを持っている人間が
誰であるかを教えてくれる」現象です。
対立する相手を「自分にはない何を持っているのだろう、
何を学べばいいのだろう」という目で見ることで、
関係性は変わります。
自己の成長とは、
自分にはないものを持っている相手から
学ぶ努力をすることから生まれます。
だから「対立とは、今自分が成長するのに必要なものを
持っている人間が
誰かということを教えてくれている現象」なのです。
対立から学ぶこと。
対立から逃げないこと。
相手から学ぼうとすることが「愛」なのです。
これが対立を乗り越えていくための新しい考え方なのです。
これが、対立の新しい解釈です。
※「人間関係10の原則」より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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