理性と感性の関係
感性論哲学では理性を否定していません。
理性は人間だけが持つすばらしい能力です。
理性と感性のバランスではなく、理性と感性の協力関係をつくること。
感性から湧いてきたものを、理性を使って、
社会や人の役に立つものにしていくことが大切だとしています。
現代社会は、理性偏重で、理性に偏りすぎ、
欲求・欲望を抑え、自分を抑え、
結果精神的な病気も増えてくるという状況にあります。
理性は、「完全を求める能力」なので、矛盾や不完全を許せない。
理性は、自分と異なる考え方、感じ方、価値観を許しがたいのです。
しかし、人間は「不完全で矛盾に満ちた非合理な存在」。
欠点もあれば、短所もある。
裏切ることもある。
心ならずもウソをつくことがある。
それが人間です。
人間は不完全で、矛盾だらけの非合理な存在であることが、
腹の底に落ちれば、人間は、自分を許すことも、
他人を許すことができるようになります。
Source: New feed
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