自由律と因果律

自由律と因果律

人間は「因果律」と「自由律」という原理の中で生きています。

 

「因果」とは、原因と結果、原因と結果の関係のことです。

 

「因果律」とは、すべての事象は必ず原因があり、

原因なしには何ごとも起こらないという原理です。

 

原因と結果の間には一定の関係が存在するということです。

 

肉体を持っている人間は、必ず親が存在し、

顔や身長、能力など両親や祖父母からの遺伝子の影響を強く受けています。

 

「因果律」の原理により必然的に影響を受けているのです。

 

 

 

「自由」とは、自らに由来するという意味です。

 

「自由律」とは自らの意志と決断に基づいて

自分自身の肉体を支配し、動かすという意味です。

 

自分の意志や決断を他人に責任転嫁しない、

見返りを求めないという生き方です。

 

 

自由律とは、「自らの決断に基づいて自分自身を動かすこと」

で人間生命の本質であるといいます。

 

自由律で生きるための条件は二つある

 

1、「報いを求めない」

 

他人に親切をしても、感謝を求めない。

 

相手の反応に期待するによって、

期待が外れると腹が立ち、

報いを求めることで

相手の言動に自分の心が動かされ、

自分以外の力で心が動く「因果律」になるといいます。

 

相手の反応に関係なく親切にすること、

誠実にすること、

自分のすべきこと

をすることが自由律な人間的な生き方です。

 

「この秋は雨か嵐かしらねども、

今日のつとめに田草取るなり」 

(二宮尊徳)

 

秋になると雨が降ったり、

嵐が来たりで

、稲がどうなってしまうか分からないけれど、

今はとにかく目の前の雑草を取り除くことが大切なんだ。

 

 

 

2、「責任を転嫁しないこと」

 

自分がした行動に対して、

誰かに言われたからやったなど、

と言う人は、

自分が意志と決断をする能力のない人間であることを示すことで

「因果律」で生きています。

 

すべての行動をすると決めたのは、最

終的には自分の決断であり、

意志、決断、自由を放棄してはいけません。

 

他人のせいにするという行為は、

自分が人間であることを放棄した行為であるといいます。

 

 


Source: New feed

 

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