大悪おこれば、大善きたる
芳村思風一語一会 vol.4261
与党と野党は、意見の違いで対立し、
政策の問題点を指摘し、攻撃するときではありません。
政治家でありながら、不適切な言動をする方も悪いのですが、
それを指摘し攻撃するだけに時間を使うだけでは進展がありません。
野党のホームページには、自分たちの政策を掲げているのであれば
与党の政策をどうすれば効果が上がるのかを議論して、手を打つときです。
わかっていながら、敵対しているときではないことを
マスコミももっと取り上げなければいけません。
いまこそ、考え方や価値観の違いを超えて、力を合わせるときなのです。
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大悪おこれば、大善きたる
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コロナ・ウィルスの問題が、新しい時代を拓くためのキッカケになるのだと世界中が自覚するときです。
「問題は新しい時代をつくるために出てくる」
「乗り越えられない問題はない」
という信念と自信を持って、生きるときです。
人類は2回の戦争も、コレラやペストも、たび重なる大地震や自然災害も乗り越えています。
最も恐ろしいのは、戦争よりコロナ・ウイルスより、愛なき世界です。
思いやりと心づかいがない愛なき世界ほど醜く恐ろしいものはありません。
日本人は今このことを世界に叫ぶときです。
今は、全世界が力を合わせて、たすけあい、教え合うことが大切なのです。
病気になった苦しみは、病気になった人しかわかりません。
ほとんどの人が病気になったとき「なぜ自分が・・・」
「まさか自分が感染するとは思っていなかった」と言われるそうです。
命の有限性についても同じです。
必ず死ぬことは、頭ではわかっていても、現実としてとらえていないのです。
『この命、何のために使うか』
をあらためて考えるときなのかもしれません。
そして、1日も早く人類が責め合ったり非難したり、
イジメや悪口やかげ口を言うことのない
温かな人間性や人格を持つ存在に進化しないといけないのです。
与党と野党は、意見の違いで対立し、
政策の問題点を指摘し、攻撃するときではありません。
いまこそ、考え方や価値観の違いを超えて、力を合わせるときなのです。
「もっと国民のための政策を」と言いながら、
自分たちの考えの正しさだけを主張し、
相手を攻撃する戦いの目や言葉になっています。
まず目を変えないと、共に力を合わせるということはできません。
民主主義は、戦い競争することで、成長してきました。
経済においても、金儲けだけに重点が置かれ、
すべて理性的に、合理的にと考え、富の集中による2極分化が進んでしまいました。
経済は、人間のためにあります。
民主主義社会も資本主義経済も、次のステージへと進む時であることを示唆しているのです。
理性で対応するのではなく、愛を持って共に力を合わせるにはどうすればいいかを考えるときなのです。
このコロナ・ウィルスの問題が、新しい時代を拓くためのキッカケになるのだと世界中が自覚するときです。
その時が、この新型ウィルスの問題が、ほんとうに終息するときなのです。
私たちひとり一人が、自覚することで、新しい時代が始まるのです。
さらにこれからは、全世界が協力しないと乗り越えられない問題が次々と出てきます。
どんな問題であっても、決して乗り越えられない問題はありません。
ただ今までのようにひとつの国家の単位ではなく、
国境を超えて全人類が協力しあわないと乗り越えられない問題なのです。
その問題を乗り越えることで、人類は成長することができるのです。
「かつてない困難からはかつてない革新が生まれ、
かつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる」
(松下幸之助)
「大悪おこれば、大善きたる」
(日連)なのです。
「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
●芳村思風先生の勉強会
コロナの感染状況で変わることがあります
勉強会や講演会、詳しくは、主催者までご確認ください
・2月6日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM開催
参加費:5,000円
●2月13日(月)12:00~
facebookライブ
「コロナは我々に何を教えてくれたのか」
※お問い合わせは
思風庵哲学研究所
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