2018年4月2日(月)感性論哲学入門講座開催します。

感性論哲学を学びたいと思う方への入門講座です。こちらの講座を受けてから東京思風塾に臨まれると、理解が深く、多くの気づきが得やすいでしょう。

DSCN1622 - 2018年4月2日(月)感性論哲学入門講座開催します。

 

感性論哲学とは

人間の本質は感性で命の本質も感性 それを基準にしているのが感性論哲学
多くの人達は問題があってから考える。
それは哲学なき生き方であり、哲学を持って生きるという事が大切。
哲学は人間が幸せになりたいというのが根本にあり、時代時代に合わせて変わってきた。
現在は理性から感性の時代に原理的に変化しようとしている。

つまり、現代においては心を求める時代になってきたという事。それが今まで理性的な考えで日々の生活や世の中が動いてきたことがこれからは感性を大切にする時代への過渡期になろうとしている。人間が幸せになる、幸せにする為には理性だけでは難しく感性を取り入れる事でより日々の生活や仕事、人間関係において良好な関係を築くという心が求められる時代。

その様な心を基にした感性論哲学を分かりやすく解説しながら実生活に活かしていこうとする講座になります。

偶数月の第1月曜日18:30〜21:00に開催

①4/2(月)18:30〜21:00
②6/4(月)18:30〜21:00
③8/6(月)18:30〜21:00
④10/1(月)18:30〜21:00
⑤12/3(月)18:30〜21:00

費用:参加費¥4000円(懇親会費込み)

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過去開催時の中から

「人生は愛と意志のドラマである」

感性論哲学は理性を否定するのではなく
感性は主で、理性は押さえつける為にあるのではなく育てる為にあるということ。

そして人生は愛と意志のドラマであり
愛と意志の両方とも力をつけていく事が大切で、どちらか一方ではなく両方とも大切である。
理性能力が知識、技術であるとするなら
愛も能力として育てていくべきものであり、
愛がついていかずに意志だけだと、希薄な人間関係や正しい事は言ってても心では伝わらない、そんな人間関係を作ってしまうかもしれない。

だからこそ、愛について学び、育てていく事が人間関係を解決するきっかけになるかもしれない。

その愛の延長線上において、円滑な人間関係と意志である能力を兼ね備える事が出来れば仕事においても人に喜んでいただける能力と人間性を高めて本物の人間になる事を目的としています。日々の行動に置き換えた際に感性論哲学があなたの行動に活きる哲学として共に学んでいきましょうという事でお話頂きました。

 

参加者の感想文紹介

(20代女性)
心に残ったことは、今私が生きている時代は、とても重大である、ということでした。

今までの哲学の基本、または現代社会の根底にあるものは「理性」である、ということは前回の講座で学びました。そして今回は更に発展してこれからの社会を担う根本となるもの、また哲学は「感性」である、そして今の時代はその過度期である、ということを学びました。

現在の日本は世界でもまれに見る規則に縛られた社会であると私は感じています。

時間を1秒刻みできっちり管理し、それに振り回される人々。また、他人にお世話にならないような生き方を徹底する人々(裏を返せば、他人の世話をみたくないという心の現れなのだろうか)。

私は社会に出てまだ10カ月も満たないのですがこのようなことが今の日本に深く絡みついているのを強く感じています。そしてこの状況は私にとって大変生きにくいものであります。しかしながら「理性」に縛られた現代社会は徐々に「感性」へと移り変わっていくことを今回知りました。個人的にその変化に実感はありません。ただ、私はいわゆるゆとり教育世代なのですが、ひょっとしたらこのことも感性に向かう中の一つの象徴なのだろうか、そうだったらいいのにと、この講座を受けながら考えておりました。

21世紀が始まって今年で15年になりますが、20世紀の終わりの頃から世界中で叫ばれている4つの問題、「環境破壊」、「自然破壊」、「人間性の破壊」、「核処理問題」、これらを解決すれば理性の時代がようやく終焉を迎えるということを学びました。そしてそれを担うのは日本人しかいないという考えに驚きましたが、日本人が代々その血脈に受け継いできた感性、理性時代に大いに花開いた世界最高峰の科学技術など日本人にしか持ち得ないであろう特性を生かせば、4つの問題に終止符を打てる、ということを聞けば大変納得できるものでした。新たな哲学の時代に突入する為、私も日本人の一人として、理性をもってして愛と意志を育てていきたいと思いました。

(20代男性)
参加してみて人間の本来のあり方というか、生きていく中での考え方や思考だと思いました。
また一見、感性論哲学からかけ離れた話題が多くありアメリカと日本、その中で麻が関係しているお話や、その麻の本来の効果、日本古来の阿波忌部についてのお話しなど歴史に関する事まで、関係が薄いものから深いものまでではありますが、繋がった時のワクワクと言いますか、感動といいますかとにかく凄いという一言しか出てこず、とても興味深いお話が聞けました。

そんな中でどの部分が感性論哲学に関係するかというと、阿波忌部の人達の考え方や人生のあり方が感性論哲学に当たる部分だとお話の中でわかりました。そして、現代のこの生きにくい世の中でその考え方を取り入れることこそが感性論哲学だと感じました。

その生き方や考え方、あり方などを色々聞いて今の自分に当てはめた時にこう思いました、今までは自分が精神的な疾患にかかったからで色々なことができなくなったり、自分がこんな風だから今まで上手くいかなかったとか、これからも上手くいかないんだろうなという風に感じていました。しかし、今回の感性論哲学の中に生きていく中でこんな考え方が出てきました。

①「ああだったからこうだった」と②「ああだったけどこうなった」、③「ああだったからこそこうなれた」という3つの考え方です。

私は、その時に今までの自分は一番はじめの考え方が強かったのですが、その話が出てきたときにすぐに自分の考え方に疑問をもちました。

私は今の考え方でこれから幸せになれるのだろうか、安心して暮らせるようになれるのだろうか、このままだと今まで同じような暮らしになってしまうのではないかと思いました。

(40代女性)
「現代が理性の時代から感性の時代に移る過渡期であるということ、そしてその過渡期を担う民族が日本人であるということ、日本の文明、技術などが理性の時代にもたらされた負の遺産を解決するために大変重要な役割を担うことになる」というお話がありました。

ちょうど私は自分の仕事を通じ、2020年のオリンピックに向け、「日本に興味を持ってくれる外国の方に、日本的なモノ・コトを紹介するだけではなく、日本人の美意識とか、まごころのあり方とか、自然に対する感性とか、日本的モノ・コトの根底に流れる精神もきちんと伝えたい。そのことによって、日本人自身も忘れかけた祖先から脈々と受け継がれてきた大切なものを再発見できるのではないだろうか?」と考え続けていたところでしたので、松前さんのこの言葉が自分の心に強くに響きました。

感性哲学については、まだまだ勉強不足ですが、先日の講義を聴き、直観的に、「今、日本人は、日本人が古来より大切にしてきた自然と共感・共存する世界観や、まごころ、調和などの感性を学び、自覚し、そして自信をもって、この世界で起こっているさまざまな社会の問題の解決のために動く時なのでは?」と感じました。すばらしい気づきをいただいたと思っています。ただ、私自身が具体的にどう行動していけばいいかはわかりません。まずは、もっと日本の感性(本質)を学びたいと思います。

講義の最後に、松前さんが「自分が愛で満たされれば、宇宙と同期し、計らいが起こりやすくなる」「対立する人から学ぶことが大事」ということをおっしゃっていましたが、そこに、まず私自身が行動の一歩を踏み出すためのヒントがあるように思いました。まず自分を愛で満たして、対立する人から学ぶことを、心していきたいと思います。素晴らしい講義をありがとうございました。