女性参加者からの感想

shuzai1 - 2014年開催イベント参加者感想文~阿波忌部の女神に出逢う旅~私の中の女神性を祝う~

 

男性参加者からの感想

今回のツアーは、自分にとって大変有意義なツアーになりました。
というのも徳島は母親の実家であり、その中でも山川忌部のある山川は曾祖母の出身地という事もあり、偶然にも自分がこの場にいる事が不思議な感覚ときっと何かを学ぶ為にきたのだと思っていた事もあって前々から是非参加したいと思っていました。

まず、初日実家訪問のハプニング!ありがとうございます。
その後お祖母さんに電話したところ大変喜んでいました。「皆さん礼儀正しくていい人達だね。」との事で、アポなし実家訪問を今回のツアーで企画して頂いて感謝申し上げます。

元々けんちゃん(松前さん)からいろいろと忌部について教えて頂き、古代朝廷の祭祀を始めとして祭具作製・宮殿造営を担った氏族であること、玉を納める出雲、木を納める紀伊、木綿・麻を納める阿波、盾を納める讃岐に分かれて5世紀後半から6世紀前半頃にその地位を確立したと言われている事
つまり、日本の原点がここにあるのではないか?という事でそれを知る事によって過去を知る事と未来を創造する事が隠されているのではないか?
自分のご先祖様はもしかしたら・・・忌部の方だったのではないか???
そんな想いを持っていました。

阿波一宮大麻比古神社
山川忌部神社
伊射奈美神社
吉良忌部神社
天磐戸神社
高越神社

どの神社も歴史があり、それぞれに歴史のルーツを知る事によって元々の日本はここから始まったのか!
という感覚で見ながら、私のご先祖様がこの近くにいたかと思うと、もっと深く知りたいという思いが出てきた所もあり、改めて自分が恵まれている立場にいるからこそ知って伝える事が自分の役割なのかな?と勝手に思っています。

今回皆さんと共に参加出来、チャッキリの即興でみんなが一つになる感覚、忌部神社での歌、また神社周りだけではなく私のお祖母さん、吉良忌部神社のお祖母さん、高越山のお爺さんと様々な場所で人とのふれあいもあり忌部のご先祖様が雲の上から皆さんの訪問を喜んでくれていると信じています。

明石先生のワークも自分を知る、他人を知る
という原体験を基に知る事が出来て、どんな人生を歩んで今日ここにたどり着いたかという事が経験出来てよかったと思っています。

また、皆様と再会出来る日を楽しみにしております。
今回はありがとうございました。

 

女性参加者からの感想

旅から早2週間。その事が胸をよぎらなかった日はないくらい私のDNAに響いた旅でした。忌部神社での歓ろび(よろころび)、天岩戸神社でのトランス、高越権現の奥社の神の気配、風景。これからの私の人生にとってかけがえのない体験をさせて頂きました。ありがとう。これらは、けんちゃん、まりちゃん、チャッキリとの出会いやサポートがなければ、起こりえなかった体験です。日常に戻り、この神さまのご加護にどうお答えしようかと日々思い、今回の旅の事象を振り返ってみました。人のお役にたてる自分となるための少しだけ先がみえてきたのでシェアさせてくださいね。

*トランス
天岩戸神社でチャッキリの音楽のビートが自然と共鳴して、音の中に自然がとけ込んでいく。自然の持つ周波数を直感的に捕らえたチャッキリの太鼓の音、自然とのリンク、妙薬。岩肌と木々の緑が踊り出す様を感じながら音楽と自然のエネルギーによる自分の響きを探す。自分の中の響きと同調して入り込む。身体に響き振動し共鳴する。身体の周波数に響いてくる。自我を超えた体験。エゴトリップではない。アルファ波が最も活発。自我からの解放、快感。自分以外の自然のエネルギー(神様)との交流。友人の支え、分かち合い、手を繋ぎ、抱き合う。

*歓ろび(よろころび)
忌部神社の境内。身体感覚としては、渦のエネルギーを受信すると同時に一瞬の極度の脱力と緩みがおこり、意識の変性がおこる。後は、抗えない身体内部から生まれる捻りの連続性であり、結果として回転している。観念によるシュールではなく、身体表現によって別次元に突入する。身体の内部を神様に開放する感覚。心は、よろこび、魂は、躍動する。

*エネルギー的身体としての自分をどう活かすか?どう自他の為に使うか?
今までの積み重ねも活かしながら、今までを超えたトランスパーソナル的援助を他者に提供すること。そのことで自分もより大きく開かれていくこと。言葉に頼らず、実際にエネルギーを出し、その人と一体になり、生きる可能性を拡大させ、歓びを分かち合うこと。自然のエネルギーとの交流を深めるサポート。形式にこだわらないオリジナルな探求。アート。舞。宇宙的なエネルギー(神?愛?)の純粋な経路になるよう、神さまの道具としての自分を模索する。

*つねにエネルギーを感じ、受けとめると同時にエネルギーについてじっくり意識をめぐらせようと思う。忌部の神様からの霊感をたよりに。月の女神から与えられる直感をたよりに。澄んだ目と自由な心を使い、ひとつひとつの祝祭に感謝を捧げながら。たえず変化し、たえず生まれ変わる大地の女神の生命に身も心もまかせようと思う。母なる自然の神、父なる宇宙の神との祝祭の旅。

今回の旅で思いついたもうひとつ。『みんなでよろこぶとあかるいあたらしい太陽がみえる。』天の岩戸の曙光とは、そんな意味があるのかな。岩戸神楽のアメノウズメの舞いを『よろころび』で舞ってみたい夢が見えた。

以上、本当にありがとうございました。素敵なプログラムと皆様の愛のおかげです。阿波、女神ツアーは、自分らしくいることが自然であるという感性が響いている、たぐいまれなる上質ツアーだと思います。けんちゃんの大きな深い懐に甘えさせて頂き、まりちゃんの女神性の純度の高さに安心し、チャッキリのクリエイティブなアート性に酔い…。参加されている皆さん全員の愛に包まれ、本当に感謝申し上げます。
これからもこの旅が続きますよう願っています。

 

女性参加者からの感想

今回の旅は、まさしく祝祭の旅でした。お天気に恵まれ、大麻比古神社でのすがすがしいご神気にふれ、旅のご挨拶をした直後、四国88か所霊場の第一番、霊山寺で、650回を超えるお遍路めぐりをされた方から、亮子ちゃんがお札をいただくという祝祭がありました。

そして、山川の忌部神社では、なみちゃんの、よろころび!(歓転び)が、おこり、みんなでその歓びを分かち合うことができました。そして、アメイジング故郷をうたっている間、鳥たちも一緒に歌ってくれていました。

お昼に、名物のおうどん屋さんで、エネルギーのみなぎったおいしいうどんをたべたあと、伊邪那美神社を参拝しました。すがすがしい竹の葉音をききながら、ねころんで気持ちよかったこと。

次に訪れた吉良の忌部神社では、ついに、奥社の磐座を訪ねることができました。素敵な地元のご夫婦のご協力がえられたことは、神様からの祝祭のギフトだったのでしょう。陰陽が結び合った磐座は実に素晴らしいところでした。

夕方に、宿舎の岩戸荘に入り、お風呂で疲れをいやした後、みんなでお鍋を囲みました。女神セミナーでは、これまでの人生を振り返り、どんなに自分が多くのことを体験し、頑張ってきたか、全てがギフトであったことを感じながら、みんなとの温かい愛の交流に包まれました。

翌朝の、清流のもとでの瞑想は、身も心も清められていくようでした。そして、朝食の後、一路、天岩戸神社へ。チャッキリが奏でる澄んだ音の調べと、自然の中にとけこむ歌声。その音魂と自然の音魂がふれあい、みんなの魂が躍動しました。踊り、歌い、よろこびあい(歓び愛)、命が輝いた時間でした。

そして、うどん神社奥社!へ。奉納演奏後のうどんの味は、格別なものがありました。午後は、高越山へ向かいました。山道を1時間くらいドライブし、さらに20分位歩いたでしょうか。標高1133mの山頂へたどり着きました。社務所で、19歳から65歳の今日まで、1人でお山をまもっておられる男性からお茶とお菓子をふるまっていただきました。「よくいらっしゃいましたね。」その言葉に、神様から祝祭をいただいていると感じ、胸が震えました。いつも剣山に入る時にご挨拶する、高越権現の奥社に、ついにお参りすることを許され、歓迎されている、そんな感じがしました。

忌部神社では、みんなで、あわ唄、を奉納させていただきました。そして、高越権現の奥社は、格別な御神気につつまれていました。山道からあたりを見下ろせば、まさしく、古事記でいう、豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国。夕日に照らされたその景色は、古代の忌部の神様がご覧になられたその風景そのもののように感じられました。そして虹色のミミズさんが、私たちへの、祝福のメッセージを伝えてくれているようにも感じました。

夕暮れ迫る山をおり、一路バスターミナルへ。車中ではみんなで旅を振り返りながら、お話に花がさきました。途中道に間違えたために時間がぎりぎりになり、山ちゃん、恵美子ちゃん、ひとみちゃんと、亮子ちゃん、比早子ちゃんとが、ご挨拶ができず、ごめんなさい。
ともあれ、無事にターミナル、空港へもどれたのも、皆様のご協力と神様のご加護のたまもの。心より感謝いたします。

高越山は伊邪那美命が葬られた場所(御陵)という話しがあります。確かに、伊邪那美神社、粟島、は高越山のふもとにあり、山からの風景は神話の風景そのもの。剣山とのつながりもあり、おそらく空海はあえてここで修業されたのでしょう。阿波富士とよばれる高越山。何か、とてつもなく深い意味がありそうです。そこへお招きにあずかった今回の旅。全てが祝祭に包まれた旅でした。
皆さんと、一緒に素晴らしい体験をさせていただいて、とても幸せです。皆さんの愛に感謝しています。ご一緒してくださってありがとう。