対立が、自分にないものを持っている人が誰であるかを教えてくれる

対立が、自分にないものを持っている人が誰であるかを教えてくれる

芳村思風一語一会 vol.3178
問題や対立は、なくならないし、なくす努力も必要ない。
問題や対立があるから人間は成長できる、解消するのではなく、乗り越えることで成長できる。
☆☆☆☆☆☆☆
対立が、自分にないものを持っている人が誰であるかを教えてくれる
対立は、自分が成長するために、学ぶべきものを持っている人を教えてくれる現象

☆☆☆☆☆☆☆
理性は、考えの違いによる対立をつくりだす。
理性は、矛盾を排除する。
理性は、画一性を追求する。
だから理性を超えるとは、その矛盾を生きるということ。
考え方の違う人と、価値観の違う人と共に生きるということ。

考え方の違う人と共に生きるには、愛の力が必要。
理性よりも、愛の力で生きる。
理性に頼っている限り、永遠に対立はなくならない。

今までは、対立を解決するための策は、
1.説得する 
2.妥協する 
3.こびへつらう 
4.逃げる 
5.戦う (国や民族間では、戦争)
しかなかった。いずれも解決策にはならなかった。

『対立』にも意味と価値がある。

対立はなぜ起こるのか 
1.体験の違い 
2.経験の違い 
3.知識・情報の違い 
4.解釈の違い
5.出会いの違い
によって生まれる。

だから
『対立とは自分にないものを相手が持っている』
ということの証明です。

自己の成長とは、自分にないものを持っている相手から学ぶ努力をすることから生まれます。
だから、対立とは、今の自分の成長に必要な対象が現れているということ。
対立から学ぶ。対立から逃げてはならない。

相手から学ぼうとしないということは『愛』がないということです。

矛盾を生きる力を、身に着ける。
対立する相手に『戦いの目』から、
相手から学ぶという『愛の目』に変わることで、
今までと違うことが始まります。
すべてが変わります。

目は口以上に物を言う。
理屈ではない。
理屈を超えて、矛盾を生きる。

親子のすれ違いや対立は、理屈では解決できない。
親子の愛は、血縁という理屈を超えたつながりであるのに、そこに理屈を入れたらうまくいかない。

親も、子どもから学ぶことが必要なのです。

『芳村思風 風のことば集』より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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※お問合せは・・・思風庵哲学研究所
 

 


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