大麻比古神社のご祭神は大麻比古神と猿田彦大神とされている。猿田彦大神は伊勢神宮の裏手に祭られている有名な神様
神武天皇の御代に天太玉命の孫にあたる天富命が勅命を受けて、肥沃の地を求めて阿波の国に到り、麻楮の種を播種し、麻布木綿を製して殖産興業の基を開いた、とされている。つまり、忌部一族の先祖の神である。安房国下立松原神社に伝わる忌部氏系図では、大麻比古神は天日鷲命の子で、またの名は津咋見命(つくいみのみこと)であるとしている。

 この天津神(あまつかみ)一族に属する天太玉命の子孫の神と、国津神(くにつかみ)族である猿田彦大神を一緒に祀っている 猿田彦神は古事記にも興味深く書かれている。まず、神様で顔かたちを細かく描写しているのは猿田彦だけである。それによると鼻長7咫で、目は八咫鏡のように光っていて、照り輝く姿はホオズキのように照り輝いていた、とある。
猿田彦神はニニギノミコトの天降りの先導を終えた後、伊勢の五十鈴川の川上に鎮まっている。いまでは猿田彦神宮は伊勢神宮内宮の近くにあり、その宮司は猿田彦神の直系と称している。この猿田彦神は天宇受売神(あめのうずめのみこと)と結婚したとされている。
大麻比古神社は阿波の4つの一ノ宮神社のひとつである。ここは南北朝時代にはすでに立派な社格の神社として祀られていたようで、守護職であった細川氏の城にも近かったことから、敵対勢力であった一宮氏が世襲していた一宮神宮に代わる新たな阿波国一ノ宮としての地位を獲得したとされている。明治6年には正1位国幣中社に列せられている。

 

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