抗酸化作用と活性酵素

『抗酸化作用』とは、活性酸素の発生やその働きを抑える作用の事です。抗酸化作用がどのようなもので、私たちの健康にどういった影響を与えるのか?

 

活性酸素はなぜ悪い?

活性酸素は、酸素が変化して人の細胞で発生し、体内に侵入してきた細菌などを排除する良い作用を持っています。一方で、大量に生成されると細胞を酸化させ(サビつかせる)、動脈硬化・癌・老化の原因になったり、免疫機能の低下などを引き起こします。ストレス、喫煙、食生活の乱れなどが活性酸素を増加させる要因とされています。

抗酸化物質とは?

抗酸化作用を持つ物質を、抗酸化物質と呼び、体内でも産生されますが加齢と共に低下してしまいます。抗酸化物質は、食事から摂取する事ができます。

✿主な抗酸化物質と多く含まれる食品

✿朝食
・サンドイッチ…レタス(ケルセチン)、トマト(リコピン)
・オレンジ(ビタミン C)
・コーヒー(クロロゲン酸)

✿昼食
・蕎麦(ルチン、ケルセチン)
・冷奴(イソフラボン)
・生姜(クルクミン)
・ほうれん草のお浸し(ビタミン A、ルテイン)
・お茶(カテキン)

✿夕食
・玄米ご飯(ビタミン E)
・わかめの味噌汁…わかめ(フコキサンチン)
・鮭の塩焼き(アスタキサンチン)
・ポテトサラダ…じゃが芋(ビタミン C)
・茄子のゴマ浸し…茄子(アントシアニン)、ゴマ(セサミン)

<抗酸化物質を摂るためには>
抗酸化物質のほとんどは、日ごろから食べている野菜・果物などに含まれています。
また、抗酸化物質の働きを助け、その効果を高める亜鉛・セレンなどのミネラルも必要です。主食、主菜、副菜をそろえたバランスのよい食事をとるよう心がけることが、抗酸化作用を発揮できます。