2016年4月27日感性論哲学第2回入門講座開催しました。

今回は4名の初参加の方がいらっしゃいました。

特に、徳島出身の方にご参加頂いた事もあり、感性論哲学と阿波忌部に関連した話から

感性論哲学は新しい人間の在り方を説いている。

新しい人間の在り方とは縦型社会と横型社会という軸を基に

縦型は支配という構造、支配と命令の管理型
横型は支配は悪という考え方で愛と対話とパートナーシップ

人間が人間を支配する事は大変に空虚でありこれからの社会は縦型の社会から横型の社会へ原理が変化してゆく

愛と対話とパートナーシップとは

競争ではなく、違った能力を持った人と力を合わせ、協力し合うこと、学びあうことで、成長していく。いろいろな考え方から学んで、自分の考え方を成長させていくこと。
実は、その横型社会がこれからの時代に求められる以前、既に日本では1800年も前に阿波忌部族が横型社会を実現していた。

支配という概念すら持たずに圧倒的な技術(農耕、織物、染色等)と知識と知恵、そして種を持って与えるだけ与えて日本全国に広めていった事から解説頂きました。

 

阿波忌部について、そして定期的に開催している阿波忌部ツアー(女神ツアー)についてはこちらで詳細をご確認頂けます。

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次に仕事、経営の視点から感性論哲学をどう捉えて実践していくかを解説頂きました。

思風先生が提唱されている感性経営の10原則


【第1:愛と対話とパートナーシップによる経営】

支配と命令管理から、愛と対話とパートナーシップへ

【第2:心の通ったぬくもりのある経営】
心とは、意志と愛。心が欲しいと誰もが求めている。
意志を原理に心が欲しいとは、「認めて欲しい」「わかって欲しい」「ほめて欲しい」
愛を原理に心が欲しいとは、
「好きになって欲しい」「信じて欲しい」「待って欲しい」
心をあげるとは、認めてあげる努力をすること。相手のために努力することが愛。努力している姿を見て、相手は愛を感じる。会社の中での心のつながりとは、心の絆をベースに、仕事のつながり、その上に、役職のつながりをつくること。

【第3:問題を恐れない経営】
問題を乗り越え続ける。人間は、不完全だから、問題が出てきてあたりまえ。問題が出てきても自分が決めた道や方法を間違えていたのではない。
問題がある会社が健全な会社である。

【第4:変化を作りだす経営】
よりよい方向性へ変化し続ける。経営とは、より良い方向性への変化作り出し続けること。

【第5:仕事に死ねる愛の経営】
この仕事のためなら死ねるというくらい自分の仕事にほれ込む。

【第6:最高の満足を与え、最大の信頼を得る経営】
経営者は、第一に「社員満足」をあげるための努力をする。
顧客ではない。社員は、顧客の満足度を上げる努力をする。

【第7:不可能を可能にする経営】
問題には、必ず答えがある。問題は自分を成長させるために出てくる。

【第8:利益が出る仕組みを作り続ける経営】
経営者は、よい商品を作るだけでなく、売れる仕組みづくりが経営者の仕事。

【第9:結果が出るまでやめない経営】
限界への挑戦、今自分の持っている能力の限界に挑戦したとき、はじめて潜在する能力がでてきます。
今の自分の力でなんともならない、万策が尽きたときからが本番です。

【第10:仕事を通して人格を磨く角熟経営】
仕事とは、人に喜んでもらえるような仕事の仕方ができる能力と人間性を持った人間に、人間を鍛え上げるもの。すべての職業は、愛の実践である。

 

感性論哲学に職業の定義がある。

職業とは人に喜んで頂ける仕事の仕方が出来る能力と人間性を高める

どんな仕事でも人に喜んで頂かないと意味がない。
どんな仕事であったとしても。

本物の人間とは

不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ
謙虚さの逆は傲慢

日本人は人間性が劣る人は尊敬されなかった。
長所半分、短所半分

短所のすばらしさを自覚する
短所の自覚があって人間が本物の人間になれる。