2016年4月18,19日第1期 100年後も残って欲しい会社セミナーを開催

素敵な皆さんと共に学ぶ機会、そして鎌倉投信の新井さんとアドバネクス会長の加藤さん、マインドフルネス荻野さん、ご縁の杜深澤里奈子さん、コーディネートに松前さん、近藤さんをお迎えしての大変中身の濃い2日間でした。

新井和宏氏講演

新井先生からは特に「バランス」を重視した経営を行う大切さを教えて頂きました。

バランスについて
車の運転を例えに
目の前ばかり見ているとカーブが曲がれない、逆に先ばかり見ていると目の前の障害物に突き当たる。
近い所と遠くを見るというのは経営に例えれる。
目先の利益と遠くを見る

会社は100社100様
人が違えば全て違う。会社という人はいない。その人たちの色が出る。色が出るというのは全て異なるという事であり
どんなに素晴らしい経営者の本を見ても自分の会社に当てはまる訳がない。
つまり真似をすればいいというのは少しかんがえなけれないけないのではないか。
真似たものをそのままでいくというのは、まずうまくいったケースは殆ど無い。

儲けに来る人は寄せない
お客様は選ばないといけない
何故ならその場の雰囲気を壊すから 輪の中は同じ思いを共有しなければ

 

 

新井先生からは、いい会社、100年後も残したい会社を思うきっかけとして伊那食品工業様を例に挙げて頂きました。

 

次にアドバネクス加藤会長の講演

加藤会長からはご自身の実体験を踏まえた事例をお話し頂きました。

お客様に愛される会社を目指し、お客様に愛される会社とは
お客様の必要とするもの、サービスを、タイムリーに提供する以上のものを提供し続ける。感動を与え続ける。

精密業界のリッツカールトンを目指していきたい!

 

お客様に愛される会社を目指す為にも、お客様が何を欲しているのかを感じ取る事が出来るのはいつもお客様にフォーカスしている人だけ。
そうでないと気がつかない。
気がつくためには、職場でやりがいを感じている時や幸せを感じていた時。
お客様が喜ぶことを自分の喜びと出来る人の集団が100年後も残ってほしい会社ではないだろうか。

果たしてそのお客様の喜びを自分の喜びに、全社員がそうなっているにはどうするのか?

ここで大切なのは顧客満足の前に社員、従業員の幸せを先に考え実践する事。楽しくなければ最高のパフォーマンスは生まれない。社員が幸せであればお客さまの事を最優先にする。単なる満足だけではなく感動のレベルまで目指して行くと「お客様がビジネスを作ってくれる」

 

そして、100年企業を目指す為に

100年会社が成長し続ける為には引き継がれているものがないといけない。
それが理念、ポリシー、哲学といったものであるがどうやってそれを作って染み込まして行くのかは

「毎日の行動習慣」であり
「未来をつくるのは今の行動」である。